動物ファミリーから学ぶ 厳しい環境を生き抜くための 「理想の家族構成」とは
群れとなって暮らす動物たちは、独自の家族構成を保っています。例えば象は典型的な「母系集団」。最年長のメスをリーダーとして、その姉妹や子どもたちなど6~12頭の象たちが群れて暮らしている。オスの子どもは成長すると群れを出てオスだけの群れを作り、他の群れのメスと交尾するために移動して暮らすのです。強い個体を残し、種を存続して生き抜くための「自然の摂理」が具現化した、理にかなった家族構成だと言えます。
動物の不思議について、楽しいインフォグラフィックスで紹介している『ライオンはなぜ、汗をかかないのか?』(サイモン・ロジャース/著 ニコラス・ブレックマン/イラスト 主婦と生活社)より。