インフォグラフィックを世界に発信しよう!デザイナー・ブランド・メディアを繋げる世界最大のインフォグラフィックコミュニティー

無料登録

メンバー用ログイン

タグタイプを選択
Link icon
Text icon
リンク化したい範囲を選択してください。
Area icon
Olympic medals metal
0

【データで納得】金メダルが金100%ではない金銭的理由

日本勢のメダルラッシュも話題となった今年のリオ五輪・パラリンピック。

 

そんなオリンピックで授与されるメダルについて、金・銀の通販を運営する米JM BULLIONがとても興味深いインフォグラフィックを公開しています。

 

まず、「各メダルの成分」について、

金銀銅の3つのメダルの中で、

銀メダルのみが銀を成分で作られています。

金メダルはなんと1.2%しか金を含んでいません。

銅メダルは95%の銅と5%の亜鉛から作られています。

 

これだけを見ると、金メダルが他メダルと比べて、

純正でないことに少し納得いきません。

 

ところが御察しの通り、

やはり金銭的な事情が絡んでいます。

 

その下にある縦棒グラフから、

金メダルはやはり他メダルと比較すると

圧倒的にお金がかかることがわかります。

金が1.6%しか含まれていなくても、1個あたりの製造額は$548。

銀メダルの1,9倍、銅メダルの約254倍もの金額になります。

 

当然、メダルの数が嵩めばこの差は更に大きくなります。

その下の横棒グラフでは、今回のリオ五輪で実際に

表彰されたメダルの合計数から各メダルの合計費用を算出しています。

812個表彰された金メダルにかかる合計費用は、$445,130となり、

同じく812個表彰された銀メダルとの差額は20万ドルまで広がっています。

 

それでもやはり感じる「金メダルは100%金でないといけないのでは?」という疑問。

そんな疑問に対する答えも最後に載せています。

 

実際、1912年のストックホルム五輪では、

金メダルは100%金からつくられたメダルが授与されたそうです。

 

ところが、当時は参加国もいまほど多くありません。

ストックホルム五輪における金メダルの授与数は103個。

これはリオ五輪における金メダル授与数812個の約8分の1です。

単価が高い金メダルの製造も、この程度の数ならギリギリ可能だったのでしょう。

 

もし、今回のリオ五輪で金100%のメダルを812人に配っていたら

金メダルの合計製造コストは$17,599,182となります。

これは、今回における実際の製造コストの39倍もの数字になります。

 

また、今回のリオ五輪は、ただでさえ予算の120億ドルに対して51%の予算超過をしています。

これを見ると、金メダルを金100%で作られていないことも、

やむをえないことかもしれません…

もっと読む